Jinja, Uganda
 
今はカンパラから80kmほど東のジンジャというナイル川のほとりの街にいます。
 
昨日はジンジャで最もポピュラーなアクティビティ「ラフティング」に挑戦。初めは全然やってみるつもりはなかったんだけれど、タンザニアのムワンザで出逢ってルワンダのキガリまで一緒に行動したイギリス&カナダ人カップル、マシューとボニーに勧められ(マシューはウガンダに住んでいた)、急に興味が湧き挑戦することに。そして、、、、マシュー&ボニー、本当にありがとう!!!超楽しかった〜!!!うん。これは本当に良かった〜。
 
ボートには私とクリストフの他にカンパラから日帰りでやってきたアメリカ人3人とガイドのジェーンが乗り込んで出発。ジェーンの「前進」「後進」「右のみ」「左のみ」「伏せ」などの合図を聞きながら皆で漕いでゆく。「伏せ」はだいたい滝の真ん中でボートが激流に突っ込む瞬間に発せられ、川に放り出されないようにボートにしっかりしがみつく感じ。最初のいくつかの滝では運良く乗り切れたけれど、結局最終的には2回ほどボートが真っ逆さまに。そして、激流に放り出されてしまった〜。ライフジャケットを着ていても水面まで浮き上がってくるのに時間がかかるし(本当は10秒以下らしいけれどメチャメチャ長く感じられる)、流れがすごいのでやっと上がって来ても一瞬しか顔が出せなくて息をするのが大変!!!ボートの周りにはもう一つセーフティ−・ボートとカヤックに乗った人が何人かサポートとしてついて来てくれる。水に投げ出された時はそれらのボートやカヤックに助けてもらうというシステム。アドレナリン・スポーツと言われているけれど、正にアドレナリン出まくり(笑)。実際に体験してみて感じたことは、ガイド次第でラフティングがなかなか違ったものになりうるであろうこと。ジェーンは南アフリカ出身のクールな女性でこの道20年の大ベテラン。しかも世界中至る所での経験もあるのでいろんなケースを知っている。彼女の指示は的確で、最終的には2回ひっくり返ったけれどむしろジェーンのおかげで「2回で済んだ」という感じだった。
 
ラフティングはボートのクルージングなどと違って、真の意味で「川」というものを感じられるスポーツ。川の流れというものを常に感じながら進んでゆき、時にはその流れが如何にパワフルなものか目の当たりにする。今自分らと一緒に流れているこの水がエジプトを通り地中海まで流れ込むんだと思うとなんだか感慨深いものがある。
 
ウガンダにはまだまだたくさん自然を楽しめるところがあるけれども、時間切れ。
明日にはケニアに向かって出発。
 
 
写真: 翌日キャンプ場より。ラフティングを楽しむ人々。
Saturday, May 17, 2008