Kigali, Rwanda
 
今は “Hotel des Mille Collines” のソファーに座ってこれを書いています。
このホテルはルワンダの歴史の中でもよく知られている有名なホテル。
そう、ここは映画「ホテル・ルワンダ」のモデルになった場所なのだ。
1994年にこの国で何が起こったのかあまり詳しく知らない人、そして知りたい人には「ホテル・ルワンダ」はオススメの映画です。
 
まったく同じ場所に今このように立っていても、それでもやっぱり、フツ族のツチ族に対しての大量虐殺が実際に起こったことは想像しにくい。。。
 
今朝はメモリアルセンター(博物館+集団墓地)を訪れて、この出来事についてもっと詳しく学び、生存者の声を耳にしてきたけれど、、、正に狂気。。。このメモリアルセンターでは94年の出来事それ自体だけでなく、「私たち人間というものがときにいかに残酷になりうるか」という一般的な恐ろしい事実を目の当たりにした気がする。
 
本当は、前に書けなかったタンザニアでの国立公園でのことを書こうと思っていたけれど、ちょっと今日はそんな気にはなれず、、、また今度。
 
ルワンダの国としての印象は、キレイでしっかり組織化されている感じ。カオス的な感じが無い。タンザニアや他の多くのアフリカ諸国とはちょっと違った感じ。道路沿いに家々が立ち並び、いくつかの家の前には小さな庭があったりする。しかも、ちゃんと手入れされていて、花々や色のついた植物やらが植えられている。。。丘(山?)の景色は絶品。しっかり区画された畑や田んぼが斜面に見受けられる。そして、まず、道ばたにゴミが落ちていない。(多少はあるけれど、他のアフリカにくらべたら1/100くらいじゃないかな、、、)それが、たぶんこの国の印象が「キレイ」である大きな理由だろう。
 
短い訪問だったけれど、明日はルワンダを発ち、ウガンダへ向かう予定。
 
 
写真: Hotel des Mille Collines
Saturday, May 10, 2008