on Nile River between Sudan and Egypt
 
昨日は私らとマット&ボニーのランドローバーをカーゴ・ボートに無事載せることができ、ランドローバー達は一足先に出発。(後でわかったことだけれど、これはかなりラッキーだった。私らの後に来た車はもう一週間待つハメに。。。)
 
私らが乗る予定のフェリーもエジプトから500人くらいの乗客と共にやって来て、急に寂れたワディ・ハルファの街に活気が。。。エジプト人やスーダン人だけでなく、外国人も大集合。ハルツームで出逢った南アフリカ人8人と、エチオピアで出逢ってそのあとカリマでもう一度会ってサッカーを一緒に観戦したオランダ人5人、スペイン人のバイカー2人、エジプトからは日本人パックパッカー、そしてハルツームに住んでいる韓国人一家5人。月曜日までの枯れ果てた街の雰囲気が一変して何だか不思議な気分。
 
ランドローバーを送ってしまったので、昨晩はホテル宿泊をせざるをえず。。。テントと違って部屋は通気性に欠け、更にコンクリートなので夜には昼間に吸収した熱を発散して超暑い。電気も夜中に切れるので扇風機も止まるし、バッタだかゴキブリだかなんだかわからないムシもいるし、まったく眠れたもんではない。ということで、ベッドを外へ運び出して路上で寝ることに。。。これが意外にも大正解!よ〜く眠れた!
 
そして今日はフェリーに!今はナイルの上に浮かんでいま〜す。
車の世話からイミグレまで全部手配してくれたマグディーに感謝!
アフリカや中東にしては珍しく、いちいちうるさいことを言わず、黙々と仕事をこなし、いつも時間通りのマグディーのプロフェッショナリズムに乾杯!!!
 
マグディーだけでなく、スーダンでは人々が全般的に礼儀正しくて、親切だったな。
アフリカでは、人々がお金目的でなく本当の親切心からいろいろ助けてくれたりしたのは、スーダンが初めて。お店でもぼったくろうとしたりしないし、どこへ行ってもまずはイスを出してくれて更にお茶をすすめてくれる。犯罪率も低く、本当にまったくこの国の西の端で大量虐殺が行われているとは信じ難い。
 
もうこれでスーダンとはお別れなワケだが、ここは予想以上にステキな国だった。
 
 
写真: プロレスを観戦する人々。
Wednesday, June 25, 2008